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フィリピン

沖縄で外国人バス運転手が始動

人手不足対策として新たな取り組み

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沖縄県内で路線バス事業を展開する東京バスは、全国的に深刻化するバス運転手不足への対応策として、外国人ドライバーの採用を本格化させた。3月2日には県庁を訪問し、運行開始に関する報告を行った。

今回採用されたのはフィリピン国籍の人材で、同社は在留資格「特定技能」制度を活用し、計9人を受け入れている。このうち4人は、那覇空港を発着点とする南部・中部エリア方面のリムジンバス路線を担当し、すでに乗務を開始している。

同社の嵩原俊樹執行役員は、「運転手不足が続けば、地域交通の維持が困難になるとの危機感があった。公共交通を守るためにも、多様な人材の力が必要だ」と背景を説明した。

県側も今回の取り組みに期待を寄せる。池田副知事は、「観光立県である沖縄にとって公共交通の安定は不可欠。人手不足のなか、海外から来て活躍していただけることに感謝している」と述べた。

現場で働くドライバーからは前向きな声が聞かれた。

メルヴィンさんは「お客様から『ありがとう』と声をかけていただく瞬間が何よりうれしい」と笑顔を見せる。

ジェランさんは「沖縄の道路は狭い場所もあり最初は苦労したが、徐々に慣れてきた」と話す。

また、イアンさんは「常に安全第一を意識した運転を心がけたい」と語り、アンヘロさんも「周囲への思いやりを大切にする運転手になりたい」と抱負を述べた。

東京バスでは、今後も外国人材の採用を視野に入れ、地域交通の安定運行とサービス向上に取り組む方針だ。慢性的な人手不足が続くバス業界において、今回の取り組みは新たな一歩として注目されている。

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