<p> 今回は、ネパール人の性格・特徴について解説します。</p><p> 職場のネパール人のマネジメントに困っている方、ネパール人の雇用を検討している方に向けたものとなっています。この記事を読んでネパール人について理解して、親交を深めてみてはいかがですか?</p><p><span style="color: rgb(0, 51, 153);">① 助け合いの精神、人懐っこい</span></p><p> ネパール人は非常に人懐っこい性格の人が多いです。資源に恵まれた国ではなく、田舎暮らしの拡大家族が主流です。カースト制度もあって仲間意識が高く、他人との助け合いが生活の根幹となっています。そのような点から、知らない人でもある程度会話をすればすぐに友達だと認識してくれます。そんな人懐っこい性格から、人を頼りすぎてしまうという側面も見受けられます。</p><p><span style="color: rgb(0, 51, 153);">② 大雑把</span></p><p> 日本人と比べると楽観的な性格であることが多いです。そのような性格が影響してか、ネパール人は時間にルーズな人が多いです。ビジネスの場などではもちろん問題はないですがプライベートでは集合時間に家を出るなんてことはよくあります。</p><p><span style="color: rgb(0, 51, 153);">③ 明るく楽天的な性格</span></p><p> ネパール人は、男性も女性も子供も陽気な性格の人が多く、明るく楽天的な性格と言われています。大伸商会に登録しているネパール人もまさに明るい性格のスタッフが多いです。それを象徴するように、派遣先への行き帰りの送迎バス車内では、歌を歌っていたり、ニコニコとその日の出来事や楽しかった事を話しています。こういった明るい性格は、場を和やかにしてくれるので仕事においても大切な事なのかもしれません。</p><p><span style="color: rgb(0, 51, 153);">④ 感受性が豊か</span></p><p> ネパール人は感受性の豊かな人が多いです。良いことがあれば当人以上に喜び、辛いことがあれば当人以上に悲しみ、怪我をすれば当人以上に痛がってくれます。これは、ネパール人に魅力を感じる大きな理由の一つです。そういった気質ゆえか、もしくは貧困などの生活上の問題ゆえか、うつ病を患っている人も多いです。HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の割合も比較的多いのではないかと思います。</p><p><span style="color: rgb(0, 51, 153);">⑤ 時間にルーズ</span></p><p> ネパリタイムというのが存在します。ネパール人自身も自覚しており、自虐的に「ネパリタイムだから。」と言っています。約束に遅れてくるのは当たり前です。電話しても「今、向かっているから、もう少しで着くよ。」と言いますが、実際は約束の時間を過ぎても家から出ていないことが多いです。</p><p><span style="color: rgb(0, 51, 153);">⑥ 愛情深い</span></p><p> 一見すると、グイグイと距離を詰めるようにも見えますが、遠慮の文化もしっかりあり、親しくない人には、立ち入らせない一線も存在します。また、自分が欲しいものも一度はいらないと断ります。例えば、ダルバートのおかわりが欲しくても、「いらない。いらない。」と一度は必ず言います。おじさんもおばさんもです。親しくない人を帰らせるために「お茶を飲んでいかないか?」と尋ねる人もいます。</p><p> <span style="color: rgb(0, 51, 153);">まとめ</span></p><p> いいかがでしょうか。ネパール人はとても人懐っこく愛情深い性格をしています。なのでこちらが好意を示せば好意で返してくれるでしょうネパール人の採用を考えている企業の方は、宗教・文化の理解はもちろん、事前の業務内容や給料の詳しい説明が大切です。そして採用後はお互いの理解を深める面談を定期的に行ってみましょう。<br></p>