<div class="se-component se-image-container __se__float-none" contenteditable="false"><figure style="margin: 0px;"><img src="https://assets.tokutei-gino.com/media/image/[3x2]40fc2ed1a6aaab0643351754be679693.png" alt="" data-rotate="" data-proportion="true" data-size="," data-align="none" data-percentage="auto,auto" data-file-name="[1x1]7e0c8c3ac5a0e098c7db4f803e8ce352_larger.png" data-file-size="0" data-origin="," origin-size="1024,682" data-rotatex="" data-rotatey="" style="" data-index="0"></figure></div><h4>長期在留・定住者が大きな割合を占める</h4><p>在留資格の内訳では、**永住者（24.4％）**が最も多く、日本を一時的な労働先ではなく、長期的な生活の場として選ぶ人が増えていることを示しています。さらに、**定住者（5.9％）<strong>や</strong>特別永住者（7.3％）**も大きな割合を占めており、外国人コミュニティの安定的な定着が進んでいることがわかります。</p><h4>特定技能で労働需要が鮮明に</h4><p>労働系資格では、<strong>技能実習（12.1％）<strong>と</strong>特定技能（7.5％）<strong>が注目されます。特に、制度開始からわずか数年で</strong>28万人超</strong>が特定技能で在留しており、日本が建設、農業、介護、外食業などの基幹分野で外国人労働力に強く依存し始めている現状が浮き彫りになっています。</p><h4>中国とベトナム ― 外国人労働の二本柱</h4><p>国籍別では、<strong>中国（23.2％）<strong>が依然として最多ですが、注目すべきは</strong>ベトナム（16.8％）<strong>の存在感です。ベトナム人は</strong>留学生、技能実習生、特定技能労働者</strong>のいずれでも大きな比率を占め、日本における人材供給国として急速に地位を高めています。</p><p>一方、<strong>韓国（10.9％）</strong>、<strong>フィリピン（9.1％）</strong>、**ブラジル（5.6％）**などは、歴史的背景や既存のコミュニティに支えられて安定した位置を維持しています。</p><h4>日本社会が直面する課題</h4><p>外国人人口の急増は、日本社会に次の二つの大きな課題を突き付けています。</p><p><br></p><p><strong style="text-align: -webkit-match-parent;">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;1. 経済・労働力</strong><span style="text-align: -webkit-match-parent;">：少子高齢化による労働力不足を補うため、国際人材をいかに活用するか。</span><br><strong style="text-align: -webkit-match-parent;">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;2. 社会・文化</strong><span style="text-align: -webkit-match-parent;">：外国人住民との共生に向けた教育、福祉、言語・文化面での支援体制の整備。</span><br></p><h4>結論</h4><p>もはや日本は「労働に閉ざされた国」ではありません。最新統計は、多文化社会への移行を裏付けており、その中でベトナムが最も重要なパートナーの一つとして浮上しています。数年以内には、在留ベトナム人が中国に迫る、あるいは並ぶ可能性すら見えてきました。</p>
