<p> 国民性というものを文字にしていくのは極めて難しいのが現実ですが、あくまでも一つの参考程度にお読み下さい。</p><p> ミャンマーの人口は5405万人 (2019年)のうち、9割が仏教徒です。仏教の特徴でもある、「徳を積む」という考えを持っているため、習慣として人のためになること・良いことを行います。ミャンマー人は大家族で住んでいる家族が多く、家族を大切にします。そのように、昔の日本文化と似たような文化があるため、日本人の気質と相性がいいです。</p><p></p><p><strong>①自己主張が強い</strong></p><p> ミャンマー人は、自己主張が少なく、シャイな人が多い印象を受けます。少し話がそれてしあいますが、ミャンマー語の語順は日本語と同様で、助詞も存在するという話を聞いたことがあります。仕事面においては、素直で真面目で実直な人が多いと感じます。反面、これは日本人と仕事をする時にも当てはまるかもしれませんが、自己主張をしてこないため、なかなか本心が見えにくい面もあります。特に不平不満がたまっている場合でも、ぐっと堪えてしまう性格の人も多い印象ですので、密なコミュニケーションを取って行くことが求められるでしょう。</p><p><strong>② 親切</strong></p><p> 困った人がいると助けたいというマインドを持っているのがミャンマー人の特徴です。仏教の教えでもある、徳を積むという考えもあり、貢献意識が高いです。相手が喜ぶことを率先してできる方々です。</p><p><strong>③ 習得が早い</strong><br></p><p> ミャンマー人の母国語は、ビルマ語です。ビルマ語の文法は、主語・述語の並び順で日本語と同じなので、単語を覚えて当てはめると文章ができあがります。勤勉で努力する方が多いので、他の東南アジアに比べて、習得が早いです。</p><p><strong>④ 親日国</strong></p><p> 日本からの支援はなんと1兆円以上にも上ります。また、ミャンマーの中心部ヤンゴンの路上を走る車のおよそ9割は日本車です。ミャンマーでは、日本のアニメやキャラクターが若者の間では大人気で、日本文化を好んでいるミャンマー人がたくさんいます。日本への憧れや日本文化への親しみを、母国にいる頃から持っているため、日本への偏見や嫌悪感はほとんどありません。</p><p><strong>⑤ 女性活躍先進国</strong></p><p> ミャンマーでは、男性より女性の方が働くという文化です。働き者の女性が多いこともミャンマー人の特徴です。女性が働くことが普通なため、候補生に女性も多くいます。ホスピタリティ精神のある女性は介護職種で活躍しています。</p><p><strong>⑥ 怒られ慣れていない</strong></p><p> ミャンマー人は感情を激しく出さない傾向があります。そのため、自分がミスして大勢の前でひどく叱責等をされると自尊心が傷つき、泣いてしまったり、最悪の場合退職してしまう可能性があります。何が、どう悪かったのか、どう改善すると良いのか、順序立てて説明してあげてください。きちんと伝えれば技能実習生もなぜミスを起こしてしまったのかを反省し、次に活かそうとしてくれるはずです。特にミャンマー人は素直なので、言われたことを忠実に実行してくれます。<br></p>