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インドネシア

暗闇の水路で高齢女性を救助

暗闇の水路で高齢女性を救助

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JA熊本市西南営農センター(熊本市南区会富町)で特定技能制度のもと就労しているインドネシア人女性5人が、夜間に水路へ転落した高齢女性を発見し、協力して救助した。寒さに配慮しながら適切な対応を行った行動に対し、熊本南警察署から感謝状が贈られた。

熊本南署などによると、事故が発生したのは今月15日午後8時30分ごろ。来日して約3か月のインドネシア人女性3人が、自転車で帰宅途中、道路脇の暗い水路付近から「助けて」との声を聞き、異変に気付いた。確認したところ、水路内で足を負傷し動けなくなっている高齢女性を発見した。

日本語での対応が難しかった3人は、近くにいた同僚2人を呼び、5人で救助活動を開始。そのうちの一人、ニラ・ヌル・マリサさん(30)が、事前に職場で教わっていた110番通報を行い、状況を正確に説明した。その間、他のメンバーは女性に帽子や手袋を着せるなど、体が冷えないよう細やかな気遣いを見せた。

女性は散歩中に転落し、発見されるまで約3時間が経過していたとみられる。水路の深さは約1メートルで、水はなかったものの、発見が遅れていれば命に関わる危険性もあった。救助後、警察の対応により家族と連絡が取れ、無事に帰宅したという。

今月29日、熊本南警察署で感謝状を受け取った5人は、「無事に助けることができて本当にうれしい」と口をそろえた。

西南営農センターでは、今回表彰を受けた5人を含むインドネシア人女性24人が、野菜の選別や梱包作業を担当している。内田庫夫センター長は「彼女たちは真面目で、ルールをしっかり守りながら働いてくれている。人手不足が進む中で、欠かせない存在です」と話す。

5人はJA熊本市が用意した宿舎で生活しており、休日には熊本市中心部で買い物を楽しむなど、地域にもなじんでいる様子だ。「母国の家族のためにも、これからも一生懸命働きたい」と笑顔で語った。

なお、他の4人は、エルリ・ウィディヤワティさん(40)、プジ・アテュンさん(24)、ノヴィタ・ローマー・ダンティさん(24)、ウィヴィア・ワティ・フィルダ・サプトリさん(21)。

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