<p><strong>1 基本情報</strong></p><ul><li>産業</li></ul><p>サービス業(GDPの約42%)、農業(約15%)、工業(約32%)、製品及び輸入に係る税(約11%)。(2019年、ラオス計画投資省)</p><ul><li>GDP(名目)</li></ul><p>164兆170億キープ(約189億米ドル)(2019年、ラオス計画投資省)</p><ul><li>一人当たりGDP</li></ul><p>2,654ドル(2019年、ラオス計画投資省)</p><ul><li>GDP成長率</li></ul><p>5.5%(2019年、ラオス計画投資省データを基に算出)</p><ul><li>消費者物価上昇率</li></ul><p>3.32%(2019年、ラオス計画投資省データを基に算出)</p><ul><li>失業率</li></ul><p>9.4%(2017年、ラオス計画投資省)</p><ul><li>貿易</li></ul><p>輸出:約56.8億ドル(2020年、ラオス計画投資省)</p><p>輸入:約50.7億ドル(2020年、ラオス計画投資省)</p><ul><li>主要貿易品目</li></ul><p>輸出:電力、金、金鉱石(2020年ラオス商工業省)</p><p>輸入:機械類、ディーゼル、車両(2020年ラオス商工業省)</p><ul><li>主要な貿易相手国</li></ul><p>タイ、中国、ベトナム他(2020年ラオス商工業省)</p><ul><li>通貨</li></ul><p>キープ</p><ul><li>為替レート</li></ul><p>1ドル=約9,300キープ(2020年11月、ラオス中央銀行)</p><p><strong>2 経済状況</strong></p><p> 1975年以来の計画経済の行き詰まりから、1986年に「新経済メカニズム」とよばれる経済改革に着手、1986年の第4回党大会にて市場経済化と経済開放を柱とする改革路線を採択。この改革路線は90年代に至り成果が出始め、1992年から1996年までは年5%~8%台の経済成長率を記録。しかし1997年のアジア通貨危機に際しては、自国通貨安とインフレ、近隣国経済の失速に直面し、1998年の経済成長率は4%台まで下落。その後、政府の財政・金融面における統制強化や外国投資・支援等の着実な流入を背景に、その後数年で成長率は概ね6%~7%まで回復。2020年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響を受け、実質GDP成長率-0.6%(世銀)と大きく景気が後退する見込み。</p><p> 第11回党大会(2021年)では、スローガンの一つとして引き続きLDC脱却が掲げられ、同目標を踏まえた第9次国家社会経済開発5か年計画が承認された。&lt;br&gt;(3)外国投資の促進による社会経済開発の加速を目指し、2008年8月、日本との間の二国間投資協定が発効。日ラオス官民合同対話を通じて、投資環境の改善に取り組んでいる。2013年にWTO加盟。</p><p> JETROによると、アジア開発銀行(ADB)は、アジア太平洋地域の最新の経済見通しレポート外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表しました。同レポートによれば、ラオスの実質GDP成長率は、2020年に前年比マイナス0.5%まで落ち込んだが、2021年は2.3%となり、2022年は3.4%と緩やかに回復する見通しです。2021年のラオスのGDPを産業別でみると、鉱工業分野が4.0%増となりました。このうち電力は4万1,916ギガワット時(GWh)と増加(前年比6.1%増)したほか、鉄鉱石・金などの鉱物資源も2.0%の増加となりました。また、中国ラオス鉄道や経済特区、また都市部における不動産開発など、建設分野も経済成長に貢献したと指摘しています。農産物は、コメの増産(前年比3.3%増)に加え、中国市場での旺盛な需要を背景に、バナナ(24.6%増)やキャッサバ(12.1%増)、サトウキビ(10.0%増)などの主要農産品が大きく増えたことで、1.1%の増加となりました。</p><p> 一方で、サービス業(前年比0.4%増)は、新型コロナウイルス感染拡大防止にかかる規制の影響を受け低調が続きました。貿易では長年、赤字が続いていたが、2021年は電力や鉱物の輸出が好調だったことから3億5,300万ドルの黒字となったと分析した(2020年は1億5,100万ドルの赤字)。&lt;br&gt; また、2021年の公的債務はGDP比で78.8%に拡大しており、対外債務支払いは向こう5年間で年平均13億ドル規模を予想します。しかし、外貨準備高は13億ドルと商品輸入代金の2.1カ月分にすぎず脆弱(ぜいじゃく)と指摘しました。今後の見通しでは、電力や鉱業へのさらなる投資と生産増、観光業の緩やかな回復、農業の堅調な成長が下支えし、2022年は3.4%、2023年は3.7%の経済成長率を見込み増す。また、中国ラオス鉄道に代表される運輸業は、サービス業の成長の主要な原動力になると指摘しました。<br></p><p><br></p><p>#特定技能</p><p>#特定技能求人</p><p>#特定技能人材</p><p>#特定技能制度</p><p>#tokuteigino</p><p>#tokutei</p><p>#tokutei-gino</p><p>#外国人採用</p><p>#外国人求人</p>